**Breast cancer~Stage zero**

ステージゼロの非浸潤癌・乳がんの体の記録です

⑧マンモトーム生検

その日は仕事を3時に切り上げて、暑い西日が傾く中病院へと急いだ。

 

マンモトーム生検を受ける場所は外来のあるビルとは道を挟んで向かい側にある。

 

初めて訪れる場所

 

こぢんまりとしてはいるが、丸々一棟のビルディングだ。

 

1階で受付を済ませると2階に案内され、着替える

直ぐ様また1階の検査室に案内され、荷物を置くと奥の部屋へ進むと昇降式のベッドが。

 

言われるまま1m位の台を登りベッドにうつ伏せに

ベッドには穴が空いていてそこへパイさんを出す形になる。

30cm位の穴だ

手は万歳の体勢

はぁ~

見えないだけに不安・・・

 

台がこれでもか!ってくらいに高く上げられる。

 

下ではカチャカチャと人間が作業するんですものね、そりゃあね、スペースは必要よね。

 

なんか、分娩台へ上がるより緊張するなぁ

 

「では初めに局所麻酔していきますね」

で、ブスっちくっ、と数ヶ所

効いてるんだか効いてないんだかてんで分からん

 

程なくマンモグラフィ撮りながら、正確な位置を決める作業に入った

皆様ぞろぞろと別室へ

皆様また私の元へ

 

ん?位置も決まり印を付けるとな?

何時何分の方向ね‼

で、ここからがマンモトーム生検の始まり

 

「行きますよー」

 

機械音がしてきた

作業風景とは逆に壁側に顔を向かされているので、なぁーんも見えない。

パチンッ‼と音がして太い針を刺したようだ。

ビュイィーーーン、パイさん吸われてる気がする

この流れを2回繰り返す

 

だが、、、、、

 

3回目のパチンッ‼

が何かやな予感‼

 

これは、もしや

 

ビュイィーーーン‼

 

いってーーーーーーーっっっっ‼Σ(T▽T;)

 

もう絶対に動くな‼って言われてたから

やり直しも絶対に嫌だったから大声出しました‼

 

慌てた看護師が体を抑えてきたけど

終了

 

はぁ。。。。死ぬかとオモタ

 

「組織がちゃんと取れたか確認しますね」

と皆様別室へ

 

作業自体はそんなに時間はかからなかったと思う

 

かなり手慣れていらっしゃる

それに裁け方半端ない

女医さんて冷静すぎてサバサバしてて

サバ川サバ子さん多すぎに思う。

 

「良かったね❗ちゃんと組織が取れていましたよ❗」

 

…そりゃ良かった

 

台が降ろされ、仰向けになるよう促される

看護師による10分間の圧迫の止血があった

 

ぐるじぃ………………

 

この10分間、看護師さんも疲れるやろうに、、、で終了

 

 

お次は

起き上がって腰かけろと言われる

医療テープをはられて胸帯をぎっちり締められてこれにて完全に終了。

 

医師によると、年間たまに1~2人くらい痛みがある人がいるとの事で珍しいんだとか。

 

私は胸の痛みで病院へ来たのだと言うと、痛みと病状は別物だと考えていい、と言われた

 

この先生もか。

 

検査室を後にして2階へ行き、用意していた処方箋の鎮痛剤を飲んだ。

着替えてから1階の受付に戻る。

 

本日のお会計、23000円(保険適用、3割負担分)

 

前もって知らされていたけどね、たっかいわ~💦

 

今日は運動や風呂は自粛とのこと。

汗をかいて気持ち悪い季節にこれは、きついな~

 

ゆっくりと帰宅する

今日はゆっくりしよう。

させてもらおう。

 

私のパイさんもお疲れ様。